永住権取り消し法案に反対するよ!

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漫画タイトル「永住権取り消し法案に反対するよ!」
作成日2024年3月12日
外国人技能実習制度が新制度になるにあたり、「日本に永住したい外国人が殺到するに違いない!(バブル時代だか超円高時代だかで頭が止まっている)」という不安に駆られた政府自民党が、
永住権取り消し法案をぶち上げた。
前の政調会長の萩生田さん(裏金で辞任)が「税金や保険料を故意に収めなかったり、1年以下の懲役や禁錮になったら永住権を取り消す」
ちなみに、現在でも1年を超える実刑などで永住権は失われるが、それが格段に厳しくなる。

技能実習生は貴重な働き手として日本社会は彼らにずっと頼ってきた。
働かせるだけ働かせて、いらなくなったら追い出したいってムシがよすぎないか?
年を取ったり、病気、事故、社会状況などどうにもできないことで困窮してしまい、税金や保険料が払えなくなることは誰にでも起こりえるし、
税や保険料の未納は追徴課税や差し押さえなど現行の制度で十分対応できている。
イラストは、故意に税金未納な人たち(自民党裏金議員)
1年以下の懲役や禁錮って例えば
「罰金が払えずに刑務所に入りました」
(労役場留置)
なんてケースもあり得る。
永住権はく奪なんて明らかに行き過ぎ。
そもそも日本で永住権を得るハードルは非常に高い。
イラストは、「素行が善良」「独立の生計を営む資産又は技能を有する」「そのものの永住が日本国の利益に合する」「10年以上の日本在留」といった条件が掲げられたハードルを、なんとか乗り越えている永住者。
そのような高いハードルをクリアした永住者の生活基盤はほとんどが日本にあり、また、日本で生まれ育った人もいる。
それほど日本社会に深く定着した人たちの生活を根底から脅かしていいはずがない。
日本の人口は加速度的に減少している。そんなときに強制と逆行する制度にしてどうするんだ!

参考サイト 永住者の在留資格の取消しを容易にする法改定に反対する会長声明 東京弁護士会

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